介護ブログ

29【「ケアプラン」:自分で作成する場合。】

2017.07.22

介護保険サービス(デイサービスなど)を利用する際に必要な、

「ケアプラン」作成の手順。

前記事の《ケアマネジャーが作成する場合(リンク)》に続き、

《自分で作成する場合》を、ご紹介します。

 

無償でケアマネジャーに作成して頂ける、「ケアプラン」。

自分または家族で作成するとなると、介護サービスの事業所選びや手続き、

細かな点数計算や申請書作成、市区町村へ毎月提出する報告書作成など、

手間も時間も掛かり煩雑ではありますが、以下の様なメリットがあります。

 

介護保険の仕組みを始めとする、様々な知識が得られる、

ケアマネジャーを介さず、サービス事業者と直に交渉する事になるため、

急な予定変更などにも迅速対応でき、事業者とのコミュニケーションも図り易くなる。

利用者(要介護者)や家族(介護者)の現状を再認識する事が出来、

状況の変化に合わせた臨機応変なケアプランがし易くなる。

 

 

《自分または家族で作成(セルフケアプラン)する場合》

手続き場所

市区町村の介護保険課 窓口。

 

相談先

地域包括支援センター、全国マイケアプランネットワーク(リンク)

 

注意点

要介護者の介護度(要支援1〜2、要介護1〜5)に準じた、

介護保険の「支給基準限度額」を把握する。

(参考過去記事:「介護保険の給付(リンク)」

⑵ 相談先と連携を取り、こまめな相談や情報収集に努める。

ケアプラン作成にケアマネジャーが介入しない事で自由性が生じる分、

思い込みプランニングになったり、孤立し易くなる事もあるので要注意

 

手順

① 市区町村の介護保険課 窓口へ、ケアプランを自己作成する旨を申し出、

以下の必要書類を受け取る。

・サービス利用票 → 1ヶ月間の介護サービス利用予定表。

・サービス利用票 別表 → 介護サービス事業者、サービス内容・種類、

費用総額、介護保険給付額、自己負担額などの明細記入書類。

 

② 地域包括支援センター(セルフケアプランの支援有り)へ相談し、

要介護者に携わる専門家(主治医など)の意見もよく取り入れ、

検討しながら、ケアプランを作成する。

 

要介護者のケア、介護者のサポートに必要な介護サービスの事業者を選び、

直接相談・交渉して契約を結ぶ。

(地域包括支援センターや市区町村で、事業者リストを入手しておくと良い。)

 

④ 記入した書類(①の2種類)を市区町村に提出し、確認印をもらう事で、

正式書類サービス提供票、サービス提供票、サービス提供票別表)が交付される。

 

⑤ 上記の正式書類をサービス事業者に提出し、正式契約を結ぶ。

介護サービス利用が開始されたら、サービス事業者との意思疎通に努め、

要介護者の容態や意思に沿った生活が送れる様に心掛ける。

 

⑥ 毎月1度、介護サービスの利用実績を記入した

「利用実績表」と「翌月のケアプラン」を、市区町村へ提出する。

 

こうして見ると、結構な大変さですね (⌒▽⌒;)

前述の [全国マイケアプランネットワーク] さんによると、

ケアプランを自己作成なさる方々の動機は、以下の様でした。

 

・自分の生活くらい自分で考えたい。

・ケアマネジャーとのトラブルがきっかけ。

・長いこと介護をしているうちに知識が増えて、

ケアマネジャーがいなくても大丈夫になった、等。

 

判断力正常で比較的お元気な要介護者や、ケア経験の有る介護者が、
ケアプランの自己作成をされている様です。
また [全国マイケアプランネットワーク] さんでは、
市区町村へ毎月提出する書類の作成サポートとなる、
「自己作成支援ソフトとき(リンク)」というツールも用意されています。

 

専門職であるケアマネジャー等へ相談しつつ、

自分達で出来る事は無理のない範囲で、前向きに積極的に行なう。

高齢化社会が進む現代、そうした意思や努力も必要と思われます。

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