介護ブログ

15【知る・識る: 介護スタイルと対策案 ①。】

2017.06.16

「核家族化」と言われる様になって、久しい日本。

少子高齢化社会、仕事観や価値観の変化などが複雑に絡み合い、

介護形態にも様々な影響が生じている様です。

社会問題として取り上げられている事も含め、

介護スタイルや対策案を、2回に分けて触れてみましょう。

 

◆老老介護、認認介護。

 

高齢者が、同居する高齢者をケアする「老老介護」。

認知症高齢者が、同居する認知症高齢者をケアする「認認介護」。

「子」と別居している、または「子」がいない、

ご高齢者のみの世帯において、こうした介護スタイルが生じています。

「子」がいるのであれば、「介護」が始まる前にご家族で、

どの様なケア体制を作っていくかの話し合いを行う事が、

事前対策になるでしょうし。

 

「子」が居らず頼れる親族も無いのであれば、

心身がお元気な内から自発的・積極的に、

「地域包括支援センター」や役所への相談をして。

公的サポートの情報収集をすると同時に、

「頼れる身内無しの、高齢者世帯」である事を周知してもらう事

が肝要なのでは、と思います。

 

「子」がいても家族関係が成り立たず、

物理的にも心理的にも離別している、というケースも有りますが。

「老老介護」「認認介護」が起因する、事件や事故を知る度に、

遣りきれない思いに駆られます。

 

◆ダブルケア。

 

高齢者介護と乳幼児養育とが、重なっている状況を指します。

平均結婚年齢が上がった事と少子化が起因して、

「介護と子育ての同時進行」

というハードなスタイルが生じて来ました。

 

親御さん介護に前向きな兄弟姉妹がいれば、

「ダブルケア」となった際に協力し合いながら、

乗り切れる可能性もありますが。

一人っ子で孤軍奮闘せざる得ない状況や、

身内への協力を望めない状況での「ダブルケア」は、

かなりの労力と覚悟が必要となるでしょう。

 

対策案としてはやはり、

困り事を発信し、周知してもらう事だと思います。

役所や「地域包括支援センター」などへの相談は、欠かせませんね。

 

次の記事では、一人っ子などの「お一人様」が身を置く事になる

介護状況や対策案に、触れてみます。

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