介護ブログ

18【知る・識る:介護体制の種類 ②。】

2017.06.24

介護体制の種類、その2をご案内します。

 

その2、施設入居

介護スタッフ・ケアマネージャー・医師・看護師などが在勤する

(※)老人介護施設へ要介護者を預け、介護を委託する。

 

(※)老人介護施設

後々の記事に改めて取り上げますが、施設には種類があります。

「グループホーム」「サービス付き高齢者住宅」

「特別養護老人ホーム」「介護付き有料老人ホーム」等々。

施設種類によって金額はもちろんの事、

入居・退去条件、介護体制なども異なってきます。

下調べや見学、体験入居を通して、要介護者の容態や、

各ご家庭事情に見合った場所を探し出す事が肝要です。

 

《メリット》

要介護者(介護される者)のケアを施設へ委託する事で、

介護者(介護する者)を始めとする家族の心身負担を軽く出来る。

 

《デメリット》

施設入居金(施設により、入居金設定の有無や金額が異なる)や

毎月の施設利用料など、安くはない介護資金の工面が必要。

自宅生活を切望する要介護者が施設生活に馴染めず、

不穏状態が長く続いたり、トラブルに発展する場合もある。

 

《事前対策案》

長期的・計画的な、介護資金準備をしておく。

「諸事情で在宅介護が出来ず、施設入居を検討したいが、

先立つもの(資金)が足りず途方に暮れる。」

という事態を避けるためにも、元気に働けている内から

コツコツとした介護資金準備が必要。

施設入居した際の、介護費用シュミレーションを立てておく。

要介護者の容態(要介護度、傷病など)の軽重により、

受け入れ可能施設も異なる事を踏まえながら、以下項目の試算をする。

「入居金」「施設利用料」「医療費」

「排泄困難に伴うオムツ利用料」など。

施設入居後の面会や、施設・提携病院との相談、

容態悪化時などを考慮して、面会に行き易い場所を探しておく。

 

個人的な話になりますが、母方祖母フネさん(2017年時点で存命)と

父マスオさん(2015年他界)の両名は、同じ施設へ入居していました。

最初に施設入居したのは、

肝性脳症(肝硬変末期からの意識障害)を起こした、要介護度1の父。

特養の入居条件が「要介護3以上」に切替わる時期だった事、

定期受診が必要な容態で、「受診介助有り」施設を探したかった事などから、

介護予算に見合った場所を探すのに四苦八苦し( ̄∇ ̄;)

老人ホーム紹介センターの協力の元、3日連続10件以上を見学し、

求める条件に合った施設と出会えました。

 

我が家は家族全員、亡き母の提案で、数十年掛かりの老後貯蓄をしています。

各自の老後貯蓄提案を実行に移し、私にも口うるさく

「老後の備えの重要性」を伝え続けてくれていた亡き母には、感謝しきりです。

母の末期癌ケア時も、父の肝硬変末期ケア時も、

それぞれの老後貯蓄だけでは足りず、私の資金も足しましたが。

各々が長年貯め続けてくれた資金が有ったお陰で、

亡母をホスピス入院させる事も、

亡父を施設入居させる事もできましたし。

現在ケア中の母方祖母も施設入居する事ができ、

見守り同居中の母方叔母の先々対策も進められています。

 

医療にしても介護にしても、「専門職」の助けを得るには資金が必要です。

「うちの親は元気だし、まだ大丈夫♪」と、

思いたくなる気持ちもわかりますが。

「いずれ家族介護が始まった時、在宅介護するのは厳しいかも。」

という状況なら尚の事、

早め早めの資金準備を始める事をお勧めします。

《アリとキリギリス(イソップ童話)》の

キリギリスになりたくないでしょうし、

切羽詰まった時に助けてくれる、親切なアリさんが居るとも

限らないですからね(^o^;)

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