介護ブログ

母編1《お家のコト:母はサザエさん、私はタラコさん。》

 

お茶の間タイムを和ませてくれる、サザエさんと磯野さんご一家。

我が家の家族構成は、磯野さんご一家によく似ていた。

三姉妹の長女であった母(サザエさん)の生家に、

4人兄姉の末弟だった父が婿養子(マスオさん)で入り。

母方祖父(波平さん)、母方祖母(フネさん)、

母方叔母1(カツコさん)、母方叔母2(ワカメさん)が同居。

大人6人家族の中、一人っ子として生まれ育った私(タラコ)。

 

戦時中、頚椎損傷した母方祖父が、若くして働けなくなった事から、

営んでいた農地をアパートに変え、不動産賃貸運営を生業として来た我が家。

介護保険制度も存在していない時期、

頚椎損傷により万年頭痛持ちの寝たきりになってしまった祖父を、

家族全員で在宅ケアしていた。

 

高校へ上がる頃には私も、「介護者」の一人として、祖父ケアをサポート。

祖父の食事介助や生活介助、受診エスコートや車椅子介助などの経験が、

その後の母・父の病身介護時に、大きく役立った。

何でも経験しておくものですね、ホント(* ̄∇ ̄*) 

 

入退院を繰り返していた母方祖父が、入院先の病院で急逝したのは、78歳の春。

5日後に退院、と言われた矢先の出来事。

あまりに急な事で、お見送り準備も全くしておらず。

高齢な母方祖母に代わって、長女である母が指揮を取り、葬儀準備に駆け回った。

 

当時は親戚数も多く、葬儀連絡も葬儀対応も、結構な手間。

社会人になっていた私もサポートに回り、お通夜・告別式と無事終えた時は、

家族全員ぐったり放心状態。

 

「お前もいずれは、こうした事を執り行う立場になるからね。

 お祖父ちゃんお見送りの記録ノートを作っておくから、

 いざという時の参考にしなさい。」

 

そう言って、記録を残してくれた母。

旅立ちから葬儀までの流れ、決め事リスト、参列者リスト、

お通夜や告別式の費用、その後の諸手続き等を事細かに記した、手書きノート。

 

 

それが役立ったのは、他界した母を見送った時、という切ないオチだけど。

お見送りの指揮デビューをした際、心強い助けになってくれた。

 

お母さん、本当にありがとう。

 

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