事前知識

扶養義務(民法 第877条)

《特に知っておいてほしい方々》
→ 義親の「介護者」。
実親介護を「自身の配偶者」または「兄弟姉妹の配偶者」へ、任せきりの方。
兄弟姉妹の協力が無く(薄く)、「実親介護を限られた者が行っている状況」の方。

1項:直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある。

2項:家庭裁判所は、特別の事情があるときは、前項に規定する場合のほか、
三親等内の親族間においても扶養の義務を負わせることができる。
直系血族 → 子や孫など。
扶養する義務 →「経済的な支援」と解するのが通説。
「介護労働」(食事や排泄や入浴など、日常生活介護)を含まない。
経済的な支援の義務 → 直系血族と兄弟姉妹の間のみ。
義務者に経済的な余力がある範囲で課せられる。
配偶者(妻または夫)は無関係。
(877条2項による裁判所決定がない限り)
三親等内の親族 → 自身の「曽祖父母」「曽孫とその配偶者」「伯父叔母とその配偶者」

「甥姪とその配偶者」と妻の「曽祖父母」「曽孫」「伯父叔母」「甥姪」。
☆妻は「姻族」。
夫の家系において、直系血族でも兄弟姉妹でも無いため、
夫の親兄弟に関し、妻には「扶養義務」が存在しない

要介護者と介護者
  • 要介護者 → 介護を必要とする者。傷病介護、認知症介護。
  • 介護者  → 介護を行う者。家族、介護事業所スタッフ、看護師など。
    「ケアラー」と称される事もある。
  • ケア キーパーソン→ 要介護者に対する、諸責任を負う者。
    ・要介護認定(または認定更新)時、ケアマネや医師相談時、施設入居時など窓口。
    ・要介護者の容態急変時、他界時の対応。
    (入院手続き、医師面談、死亡宣告立会い、ご遺体移動手配、
    居室・病室の明け渡し、解約・精算手続きなど。)
  • ソロ介護者 → 単独で介護を行う者のこと。一人っ子や独身者が該当しやすい。
  • 多重介護 → 介護者1名に対し、要介護者が複数名いる状況のこと。
  • ダブルケア →高齢者介護と乳幼児養育とが、重なっている状況。
  • 介護の種類
    ・在宅介護 → 自宅での、家族による介護。
    ケアマネージャーや掛り付け医と連携し、
    介護サービスや訪問看護を取り入れながら、行うのが望ましい。。・施設入居 → 一時的もしくは終生の介護を、老人介護施設へ委託。
    介護スタッフ、ケアマネージャー、看護師が在勤。

    ・療養病院入院 → 容態悪化に伴い、在宅介護・施設入居が不可となった場合。
    ※療養病院は「治療回復出来ない症状」をケアする
    病院である事の、認識が必要。
    療養病院の詳細は、別途説明。

  • 地域包括支援センター → 介護や生活の相談窓口。介護の「困った、どうしよう」は、まずコチラヘ相談。
    保健師(または経験豊富な看護師)や社会福祉士、主任ケアマネージャーが居り、
    高齢者とその家族を総合的に支える地域機関。
    連絡先・所在地は、市区役所で調べられる。
  • ケアマネージャー  正式名称:介護支援専門員。通称:ケアマネ。介護支援を含めたモニタリングや総合的な介護アドバイスを行い、
    ケアプランの提案・作成を主業務とする。

    「要介護認定(以下で説明)」を受ける事で、担当ケアマネを付ける事が出来る。
    担当ケアマネに不服や疑念があった場合、その旨を所属事業所へ申し出て、
    双方の歩み寄りや改善が難しければ、担当者を変更することも可能。

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